川西明峰高校の校長が、事件を歪めている。

今月の2日に、兵庫県立川西明峰高校の2年生男子生徒がいじめを受けて自殺しました。で、なんと、この高校の校長先生は自殺した高校生の両親に対して、「亡くなったことを学年集会で説明する際には、自殺でなく不慮の事故だったことにできないか」と打診していたというのです。なんという、死者に対しての冒瀆でしょうか。遺族に対して、あまりにも心ない言葉のかけ方だと思いませんか。この校長は、真実を闇に葬って、ことを穏便に運びたいという、保身のための身勝手しか考えていないと思われます。校長自身にとっては苦労の末にせっかく登りつめた校長職かもしれません。その自身の輝かしい成果に対してなんのキズも残さないようにして、無事に任期を終えたいがために、今までいじめの事実とかを無視し隠し通したに違いありませんね。こんな反道徳的な人格を持つ人間を校長に任命するなんて、兵庫県の教育人事は狂っているのでしょうか。いじめをなくそうと世の中が動こうとしている中で、いじめを隠し通そうとしている教育者側の、恥ずべき行為は、もはや呆れるばかりですね。一体誰ですか、この校長先生は。ます、こういう先生をなんとかすることからはじめないと、いじめはなくなりませんね。滋賀県大津市の皇子山中学だって、生徒の強要自殺後のアンケートを闇に葬ろうとする輩がいたわけですから。いじめも酷いけど、それを放っておく、さらに事実を隠したり、ねじ曲げたりする教育者がいることこそ、最悪の結果を招くものですから。生徒は、いまさら学校を変えようがありません。だからこそ、教育者をより良い指導者に今すぐ変える必要があるのではないでしょうか。それも早くです。次の犠牲者が出ないうちにです。早く。早くです。そういえば、兵庫県立川西明峰高校って、元ヤクルト監督の古田さんの母校なんですってね。そんな高校だったんだ、古田さんは。