春のサヨリを、おいしいてんぷらで。

キラッキラのサヨリが手に入りました。もちろん、サヨリの旬は春です。さて、どうしょうかな、と考えた。刺身もいいけど、焼く、それとも煮る。で、その結果、天麩羅といたしました。サヨリを開いて、骨を外します。開いたサヨリは衣をつけて。中骨は、素揚げにします。さっそく、サヨリの天麩羅、さっぱりとして上品な味わい。とっても、おいしい。で、中骨をポリポリかじる。カルシウムたっぷりで、クセになりそうな食感です。

サヨリは、高タンパクでありながら低脂肪のさっぱりとしさおいしさがある魚です。ナイアシン亜鉛を豊富に含んでいます。ナイアシンは糖質や脂質、タンパク質の代謝になくてはならないビタミンです。血行を良くしたり、脳神経の働きを活発にしたり、脂質や糖質の代謝に働くことで、二日酔いを防いでくれる効果があります。お酒を飲む人はナイアシンが消費されるの、積極的に摂りたい栄養素です。亜鉛はカラダの免疫機能を向上させる働きがあり、味覚にも深く関わっているミネラルです。

ところで、サヨリは南蛮漬けもいいそうです。これだと、骨までバリバリと食べられるのでカルシウム補給にはもってこいだそうな。サヨリのつみれも上品なあっさり味だそうな。サヨリを3枚に下ろして、包丁でひたすら叩く。塩、生姜汁、片栗粉を少々入れて混ぜる。ただ、サヨリって小さいから大量に作れないのが問題らしい。ま、春の汁物には、ピッタリかもしれません。でひ、お試しあれ。