旬の菜の花は、栄養価も高いのですよ。

スーパーに行くと、菜の花が売っていました。だいたい2月の下旬くらいから店頭に並ぶので、そろそろ旬も終わりでしょうか。いつもはサッと茹でて、カラシ和えが定番なんですが、今回は揚げ出し豆腐のあんかけに使いました。菜の花に苦みがさりげなく味わえ、豆腐との相性もなかなかいい。本当は、菜の花と鮭の炊き込みご飯をしたかったのですが、これはまた次回に、というか来年ですよね。

菜の花はアブラナ科に属する栄養価の高い緑黄色野菜なんです。良質のタンパク質、ビタミン類、ミネラルが豊富で、独特の苦みに含まれるアルカロイドは免疫機能を向上させ、ストレス解消の効果があるともいわれています。具体的には、ビタミンA、B1、C、E、カルシウム、鉄分などを含み、春の野菜の中でも抜群の栄養価ですよ。ビタミンB群は精神を安定化させ、体内で炭水化物を燃やしてエネルギーに変えているのです。菜の花に含まれる、ビタミンCはホウレンソウの2倍といわれています。つまり、菜の花は栄養価の高い野菜なのです。

春野菜も、いろいろ出回っていますが、菜の花もいいものですよ。常に必要なものだけの買物です。とにかく、食材を決して廃棄することなく大事に使いましょうね。大根の葉っぱだって、緑黄色野菜なんですよ。