野菜は、レベルの低い放射能より、農薬の方が怖い。

福島、栃木、茨城、群馬の4県で生産されたほうれん草とカキナ、福島県産の原乳について、政府は出荷停止を指示したんですね。とうとう原発放射能が、農家が出荷する野菜にも影響を与えました。最近は、曲がったキュウリでも気持ちが悪いという人がいます。キュウリが曲がるのは、当たり前なんですが、農薬を使ってきれいなキュウリを作ることが、今は当たり前になっています。ほうれん草だって、今が旬の最後でしょうか。その時期のために育ててきたのに、出荷停止とは、本当に気の毒ですよ。でもね、無農薬でほんのちょっぴり放射能がある野菜。まったく放射能の心配がないけど、どれだけ農薬を使っているのか分からない野菜。どっちを、選ぶでしょうか。結局は、どっちもどっちなんですよ。それほど神経質になることはないと思う。

仙台で大根1本800円、キャベツ1個600円、白菜の4分の1が200円。そんな記事がネットに出ていました。今できることが、買い占めることだったなんて、情けないですよね。
東日本から買い占めによって拡がった物不足。だんだんと西日本にも拡がったようです。関西に住む友人が言っていましたが、大阪のスーパーでも乾電池は棚から消えてしまいました。灯油も、1人様18リットルまで。しかも18リットルが1680円ですよ、と驚いていた。買い占めによる物価高が首都圏にも及び、それが全国に拡がるとしたら、みんながどういう消費行動したのか。結局は消費パニックを引き起こしたに過ぎない。だから、買い控えましょ。灯油を使わなくても、電気やガスを使わなくても、じっと耐えましょうよ。もうすぐ、春は来ます。夜は、早く寝ることですよ。