軸が赤いホウレンソウ。

この前、道の駅で赤軸の赤軸のホウレンソウを見つけました。普通はホウレンソウって根に近い部分は赤いですよね。特に冬場のホウレンソウの赤い根元は栄養価が高く、貧血症に効果のある鉄分やマンガンが多く含まれているんですよ。でも根部分は土に近く、泥が入ったりするので捨ててしまう人が多いんですね。ここが、甘くっておいしいのにね。

ホウレンソウはカロチン、ビタミンB2、ビタミンCなどを豊富に含んでいます。で、豊富な栄養分は、旬の冬場が一番多いのですよ。なぜかというと、寒い冬はゆっくりと育つから、その分だけ土からじっくりと養分を吸い出すからなんですよ。さて、赤軸のホウレンソウです。赤い部分は、骨の形成にかかわるマンガンが多く含まれていて、鉄分も多いのですよ。そして、この赤はポリフェノールの一種のアントシアニン。だから赤いホウレンソウって、栄養面で得した気分になるんですよ。

普通のホウレンソウと、赤軸を一緒におひたしで食べてみました。こころなしか赤軸のほうが甘いような。赤軸のホウレンソウはおすすめですよ。そろそろホウレンソウの旬も終わりですね。春には、春の野菜が出てきますから。栄養豊富な旬の物をいただきましょうよ。