食品添加物だらけの、醤油がある。

昨日、化学調味料のことを書きました。味の素の成分となる、グルタミン酸ナトリウムは、胃に入ると塩化ナトリウムの塩になるんですね。で、最近は、醤油にも様々な食品添加物が加えられている。そんなコメントをいただきました。醤油というのは、原材料は、大豆、小麦、塩だけのはず。ところが、最近は、いろいろな食品添加物を加えた醤油が多い。

そういえば、スーパーのパック寿司に醤油が入っていますよね。その醤油の袋を見てびっくりしたことがあります。原材料の、大豆、小麦、塩に加えて、様々な食品添加物が入っていた。その原材料を見ると、多い順に書かれています。まずは、アミノ酸液。これは、大豆などを塩酸で分解したものですよね。脱脂加工大豆で、これは油をしばったカスで、結構安い醤油に使われています。小麦、食塩、砂糖は、まあしょうがないでしょ。ブドウ糖果糖液糖は安いデンプンからできていて、液体なので製造作業がラクなのだそうです。アミノ酸等調味料なんて、なんで調味料に調味料を入れるのでしょうか。着色料のカラメル色素。う〜ん、これもなあ。ビタミンB1.甘味料に甘草やサッカリンナトリウム。そして、日持ちが悪いので保存料のパラオキシ安息香酸を追加している。そんな醤油があるんですね。

醤油というのは、本来日持ちがしません。だから、冷蔵庫保存が原則です。品質の劣化を防ぐために、様々な食品添加物を加えていって、そんな醤油があるんですね。だから、原材料表示をしっかり見ましょうね。もちろん、醤油ばかりではありません。調味料。ドレッシング。いろいろなものに注意すべきでしょう。ま、でも、スナック菓子には、これより数倍の食品添加物が加えられているんだけどね。それはインスタント食品もそうですよ。手軽においしいは、食品添加物の集大成なのですから。