鶏肉を食べて疲労回復。

焼いても、煮てもおいしい鶏肉。鍋でも、たっぷりの旨味を出してくれます。寒いこの季節は、鍋に鶏肉を入れるご家庭も多いのじゃないでしょうか。ただ、最近の鶏肉は、淡泊な味のものが多くなりました。昔のように、放し飼いで、ミミズを捕ったり、暴れたり、他のニワトリとケンカをしたり。そんなことがなくなって、ゲージで飼われていますよね。動き回ることもできずに、他のニワトリと、ケンカもできない。だから、本来のニワトリの野生というものが、どんどん衰えて、だから野鳥が持っている、インフルエンザ菌に簡単に感染して、ニワトリ自身の免疫機能が退化しているのかもしれません。だから、放し飼いで飼われているニワトリの鶏肉って、本当においしいのですよ。そんなわけで、鶏肉です。


実は、これからの内容は、みのもんたさん司会のおもいッきりテレビで紹介していたことなんです。もう数年前になりますが。で、鶏肉に含まれる旨味成分のカルノシンは、乳酸の生成を抑えて疲労回復効果がある、ということなんです。カルノシンは、ベータアラニンとヒスチジンというアミノ酸が結合してできたペプチドで、旨味やコクのもとになる成分。カルノシンは、乳酸の生成を抑制する働きがあるので、疲労回復に効果があるとされ、また、体内の余分な糖分を体外に排出する働きや抗酸化作用もあるとされています。で、さらに、植物油に入っている、アルファトコフェロールと一緒に取ると、さらにその効果が高まるそうな。つまり、カルノシンの鶏肉と、アルファトコフェロールの植物油の組み合わせといえば、鶏肉の唐揚げですね。唐揚げはおいしいものね。で、さらにひと工夫。生姜を使うといいそうな。生姜は、胃腸の働きを良くするだけでなく、脳の脂肪の酸化を抑える働きがあるそうな。だから、鶏の唐揚げに、レモンじゃなくって生姜がいいそうな。ぜひ、お試しくださいね。

残念ながら、我が家は鶏肉をこんがり焼き上げました。唐揚げに生姜は、次回に試してみましょうか。ところで、鶏肉のカルノシンだけで終わってしまった。鶏肉には、必須アミノ酸メチオニン、水溶性ビタミンのナイアシンアミノ酸アンセリンも含まれているんですよね。ま、その辺は、いずれまた。