認知症を防ぐ栄養素がある。

誰でも歳をとってくれば、どこかの機能が衰えます。いくつ歳を重ねても、自分は自分らしく、しっかりと生きていたいですよね。でもね、そんな意識とは関係なく、認知症というものは起こってくるんですよね。だから、日々の食事で、予防をしてみませんか。そんな栄養素で、まず注目されているDHAは脳の老化を防止するだけでなく、アルツハイマー症の改善にも役立つといわれています。1日の必要量はたとえば、マグロのトロ2切れ、イワシ2 匹、サンマ1匹、くらいですか。ブリやサバなど青魚に多く含まれているんですね。さらに必要なのは、ビタミンEで、老化防止に効果があるだけでなく、中期のアルツハイマー症の進行を遅らせるとかいわれているんですね。かぼちゃ、ゴマやアーモンドなどのナッツ類にはビタミンEが多く含まれています。

納豆にあるナットウキナーゼという酵素は、血栓を溶かし、脳の血行をよくする働きがあります。しいたけに含まれるエリタデニンはコレステロールを減らし、血行を促進し、脳を活性化させると言われている。タマゴに多く含まれているコリンは、神経伝達物質アセチルコリンの材料になる物質です。このアセチルコリンは、運動神経をつかさどっていますが、加齢と共に減少します。だから積極的に補うためには、1日にタマゴ2個が理想的。でも、コレステロールの心配がありますから、最低1個は毎日必要です。

ま、こんなことを書いていると、気がつくでしょう。そう。ここでは、加工食品のことが全く書かれていないんですね。といっても、書いているのは私か。だから、加工食品にはご注意ください。化学調味料とか、食品添加物とかが、たっぷり入っています。あくまでも、私が紹介しているのは、加工食品抜きの材料ですから。ああ、鍋がおいしいですよね。