鶏肉は良質のタンパク源。

段々と寒くなるとともに、お鍋が多く登場する機会が増えました。お鍋に鶏肉は大活躍ですよね。鍋に使う鶏肉は、できればこだわっていい出汁が出るおいしい鶏肉を使いましょう。私の場合は、鍋で使う鶏肉は、鶏肉の専門店で。焼いたり煮たりで、味を付ける場合の鶏肉はスーパーで購入します。一度、鍋に両方の鶏肉を入れて、味比べをしてみました。違いは歴然。スーパーの鶏肉は、肉がパサパサして旨味がない。専門店の鶏肉は、肉汁がしっかりして肉の中にも旨味がしっかり入っている。というわけで、我が家では鍋に入れる鶏肉は専門店で。それ以外は、スーパーで。写真の鶏肉は、塩焼きなので、もちろんスーパーで買った安い鶏肉ですよ。


鶏肉は、タンパク質を豊富に含み、牛肉・豚肉と比べて、淡白で食べやすいという利点があります。特に、ささみは脂肪が少なく、胃腸の弱い人にとっては、この上ないタンパク源です。皮を除けば、カロリーは低くなりますので、ダイエット中の人には、動物性タンパク質を摂取するための貴重な食品です。鶏肉の良質なタンパク質は、メチオニンなどの必須アミノ酸をバランス良く含み、肉の繊維も細くやわらかく、消化吸収率が高いので、老人や病後の患者の体力回復にも効果を発揮します。メチオニンは、肝臓の機能を活性化する働きがあり、肝臓疾患の予防や改善に役立ちます。ビタミンAが豊富で、牛肉や豚肉の数倍含まれていると言われています。ビタミンAは粘膜を強くし、細菌感染を防ぎ、がんにならないための健康維持に役立つとされています。だから、おいしい鶏肉を食べましょ。おいしくないスーパーの鶏肉は、味を付けて、おいしくしましょ。