刺身のツマの穂紫蘇で、食欲増進。

穂紫蘇をいっぱい買ってきました。穂紫蘇、つまり紫蘇の実は、刺身のツマとして添えられているのでご存知の人が多いでしょう。独特の香りがします。この香りは、防腐作用やカビを防ぐ作用を持つペリルアルデヒドという成分で、この芳香成分を利用して、魚の生臭さを抑えると同時に、食中毒を予防するのに効果があるからです。食欲増進、胃腸の調子を整える作用もあるため、食が進むこの時期には、用意しておきたい食材ですね。

さて、どうやって食べるか。我が家では、まずは穂紫蘇のてんぷらです。旬は今だけなので、がっつりいただきます。残りは、醤油砂糖味醂で佃煮つくり。あたたかいご飯の上に乗せて食べるときの、あのプチプチ感がたまりません。さらに残った穂紫蘇は塩漬けです。水1リットルに対して50グラムの塩を加えた塩水を作り、密閉容器に穂紫蘇の実と塩水を入れます。1日もたてば食べられますよ。ぜひ、お試しあれ。