ウナギは鰻屋で食べるのが一番。

平賀源内が広告した、土用丑の日にウナギを食べる習慣は、さらに諸説があって、ウナギ好きの太田蜀山人が丑の日のウナギは食あたりしないとか、春木屋という鰻屋の丑の日の蒲焼きが一番おいしかった、などがあります。関東と関西に違いでは、関東背開き、関西腹開き。関東は二度蒸し三度焼き。関西はまむし、と呼ぶように、ウナギの蒲焼きをご飯の間に挟むので蒸す必要がないと言われています。ま、なんにせよ、おいしいウナギを食べたかったら、良心的な専門店の鰻屋で食べるのが一番ですね。今や国内で流通しているウナギは9割以上が外国産で、そのほとんどが中国や台湾。だからめったと国産ウナギなんかは見当たらないはずだけど、なぜかスーパーは国内産ウナギだらけ。これってあやしいですよね。だから私はスーパーでウナギ蒲焼きは買いません。おまけにタレにも様々な添加物や化学調味料が入っていそうだから。

さて、ウナギの栄養です。ウナギはビタミンAが豊富で、特に肝には多く含まれています。ウナギのビタミンAはレチノールと違って、全部吸収されます。ビタミンAは消化器や呼吸器、目の粘膜を強化する効果があり、免疫力を高めることで胃腸の病気や風邪の予防、夜盲症にも効きます。さらに、なんといっても夏バテを防いでくれるのです。ウナギは脂がのっているので高カロリーに思われがちですが、魚としての脂肪は良質で、不飽和脂肪酸EPADHAが豊富です。DHAは悪玉コレステロールを減らすため、動脈硬化などの生活習慣病を防いでくれます。さらに疲労回復に効くビタミンB2、老化防止に効果のあるビタミンEを含んでいます。

ウナギの表面がヌルヌルしているのはムコプロテインという糖タンパク質の一種で、これが弱った胃腸の粘膜を保護し、消化吸収を助けてくれます。ウナギが夏バテに良いといわれるのは、ビタミンB1疲労物質の乳酸を排除して、疲れを緩和するからです。8月の下旬なのに、一向に暑さが衰えません。今こそ夏バテ対策にしっかりしないと、体調を壊してしまいますよ。そんなわけで、ビタミンの補給も大切。ミネラルの摂取も欠かせません。皆さん、カルシウムは足りていますか。不足気味の方は「ユニカルカルシウム顆粒」がカルシウム吸収率が高く、おすすめですよ。そんなわけで「ユニカルカルシウム顆粒」のお買い求めは、ユニカルショッピングサイト http://www.unical-shop.com/ をご利用くださいね。