高野豆腐の、意外な栄養効果。

もうすぐ、お盆です。で、お寺の精進料理とかには、よく高野豆腐が出てきますよね。私は、はっきり言ってきらいです。あのブワッとして、中に甘ったるいような煮汁がジュワッっと含まれていて、口に含むとなんだかはっきりしない触感。スポンジのような感じで、好きになれない。ところが高野豆腐って、結構栄養価が高いんですよ。

まず高野豆腐とは、凍り豆腐と同じものなんですね。高野豆腐の主成分は、たんぱく質と脂質で、たんぱく質は普通の豆腐の7倍、脂質は8倍。脂質の代謝を促進する大豆サポニンや、老化を予防するビタミンE、骨粗鬆症を防ぐイソフラボン、そのほかにもカルシウム、マグネシウム、ビタミンK、徹、亜鉛、食物繊維など、アミノ酸以外の栄養素も豊富なんです。さらに、凍らせる過程でたんぱく質が変性するのも、高野豆腐の大きな特徴。凍結変性したたんぱく質は、血中のコレステロールを抑制する作用が強く、消化吸収にもすぐれています。ね、すごいでしょ。

長期保存が利く乾物なのですが、脂質の割合が多く、その8割以上がコレステロールをへらす働きにすぐれている不飽和脂肪酸なので直射日光や空気に当たると脂質が変化してしまいます。だから、湿気のない冷暗所に保存してくださいね。高野豆腐に、強いコレステロール抑制作用がある理由は、たんぱく質の食物繊維的な働きによるもの。たんぱく質には難消化性の食物繊維的な働きをするものがあり、コレステロールの吸収を阻害する働きがあるからです。

ま、ともかくも、高野豆腐は、もともとは豆腐なので、大豆由来の栄養がいっぱい詰まっていますよね。高野豆腐の作り方は、やや固めの木綿豆腐を凍らせて熟成したうえで乾燥させています。だから、最近よくある粗悪な豆腐、豆乳を思いっきり凝固剤で薄めた豆腐とは、材料がまったく違うんですね。つまり、本物の豆腐を原材料にしているからいいのです。

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