ゴマは健康の元。

ゴマに含まれるセサミンがカラダにいいとか、そんなコマーシャルが最近多いですよね。はっきり言って、コマはカラダにいいんです。たとえば、素麺の薬味にゴマ、私は必ず入れます。夏には少ないでしょうが、和え物にすりごまが入っているのは和食ならではの伝統。では、なぜゴマはカラダにいいのでしょうか。

ゴマに含まれるタンパク質には必須アミノ酸がバランス良く含まれています。カルシウムや鉄分をはじめとして、リン、マグネシウム亜鉛などもミネラルをたっぷり含んでいます。ビタミンB群も豊富で、疲労回復には欠かせない素材ですね。注目は、話題の活性化酸素を撃退する抗酸化物資です。

水溶性の抗酸化物質の代表であるビタミンC、カテキンアントシアニンは血液中の活性酸素を撃退しますが、肝臓までは到達できません。なぜなら、それらは水溶性であるため、脂溶性の細胞膜を通過することができないためです。それに対し、ゴマに含まれるゴマリグナンは血液中では力を発揮せず、肝臓に到達してはじめて抗酸化作用を発揮するので、肝機能の改善にはゴマリグナンが最適なのです。そのゴマリグナンの中に、セサミンなどが含まれているんですね。

ま、こまかいことはいいじゃないですか。とにかく、ゴマはカラダにいい、ということだけしっかりと覚えておきましょう。ゴマは種だけだとカラダには吸収しにくいので、できれば刷りゴマにすること。だから、ゴマ〜を〜、刷り〜ま〜しょ〜。なんですよ。刷れば刷るほど、コレステロール除去、脳梗塞予防、ストレス防止、ガン予防などなど。