モロヘイヤは、夏の貴重な栄養源です。

モロヘイヤって、10年以上も前に人気がありましたね。エジプトの王族以外には食用を禁じられたという、栄養価の高い野菜として注目を集めていました。今では、日本の各地で栽培され、手軽に買うこともできるのですが、一時ほどの人気はないようで。モロヘイヤの旬は、6月から8月といわれるように今が旬。でも、栄養価は高いのですよ。夏しか食べられない、旬の野菜ということで、その栄養価をちょっと追求してみましょうか。

まず、モロヘイヤにはホウレンソウを上回る栄養価があります。青菜で人気のホウレンソウや小松菜は、冬の野菜ですよね。冬にこそ、本来の栄養価があるものなんです。だから、夏が旬のモロヘイヤには、ホウレンソウの倍以上のベータカロテンが含まれていて、ビタミンB2、ビタミンC、カルシウムやマグネシウムは、冬の葉野菜よりもたっぷりと含まれています。

ちなみに今回はお浸しにしてみました。箸ですくってみるとネバネバがありますね。これはオクラや納豆にも多く含まれるムチンという成分で、糖質とタンパク質からできた多糖質で、タンパク質の消化を促し、消化器官の粘膜を保護して消化不良や食欲不振を防ぎ、夏バテで疲れた胃腸のトラブルを予防します。ムチンは、水分を吸収して胃や腸管を刺激することで便秘改善などを促し、コレステロールや血糖値の上昇を抑える働きがあるといわれています。だから、糖尿病の予防にもいいかも、ですよ。

こんなに栄養補給が必要な夏こそ注目されていいはずのモロヘイヤ。なんで人気がないのか。きっと軸が不要で、葉っぱだけを取り出さなければならないからでしょうね。確かに葉っぱだけでは売っていませんから。直ぐに萎れて、台無しになるからですね。それに、買ったらその日のうちに食べなければなりませんから。でも、その維持の難しさが、高い栄養吸収につながるのですね。夏はモロヘイヤ、一度お試しください。

モロヘイヤは確かにカルシウムが多く含まれています。でも食べたからといって、そのカルシウムがすべて吸収されるとは限らないのです。野菜だと吸収率は20%くらいでしょうか。でもその他の栄養素はまた違いますから。吸収されにくいカルシウムを存分に利用するなら、サプリメントの「ユニカルカルシウム顆粒」です。カルシウム吸収率は牛乳の1.35倍で、驚異の吸収率を誇りますから。「ユニカルカルシウム顆粒」のお買い求めは、ユニカルショッピングサイト http://www.unical-shop.com/ をご利用くださいね。