イタリアントマトを見つけたら、ソースを作りましょ。

珍しくも、道の駅でイタリアントマトを見つけました。イタリアントマトって、イタ飯のレストランチェーンのことじゃありませんよ。大体はサン・マルツァーノと呼ばれる品種で、普通のトマトよりもちょっと小振りで細長く、皮が厚く、水分が少なめで、酸味が強く、加工用のトマトとして栽培されているものなんです。ほら、輸入缶詰のホールトマト、これが大体そうなんです。だったら、缶詰の方が楽なんじゃないかって。いえいえ、自分でじっくり煮込むから、味わいが奥深くなるものなんですよ。

ま、大雑把な作り方を言えば、タマネギをみじん切りにしてオリーブオイルで炒め、大雑把に刻んだイタリアントマトを加えて、トマトを潰しながら煮込みます。塩コショウで味を調えたら、ほぼ出来上がり。これをベースにして、肉を煮込んだり、野菜スープにしたり、挽き肉を加えてミートスパゲティの具にしたり。やっぱり酸味が強いイタリアントマトだからこそ、煮込むほどにコクが増すのですね。もう一度作ったら、やみつきになりますよ。ちょっとしたレストランのミートソースとは味が段違い。この違いはね。大抵のレストランは、缶詰のホールトマトを使っているんですね。でも、もぎたて生のイタリアントマトで作ると、味が段違いなんです。

トマトのリコピンは、抗酸化作用が強く、つまりはガン細胞を生み出す活性酸素を消去する働きがあり、その作用はベータカロテンの2倍以上、ビタミンEの100倍以上になるといわれています。オリーブオイルなどの油と一緒にとると吸収力が良くなり、効果が高くなるといわれています。血糖値の上昇を抑えたり、免疫作用を強化したり、大腸ガンのリスクを低下させたり。研究段階ではありますが、どうもこれは利用した方が良いぞ、ということですね。

おまけに、リコピンメラニン生成を促す活性酸素を抑制し、メラニン生成の必要な酵素チロシナーゼの働きを抑えます。リコピン生活習慣病の予防だけでなく、美白や美肌にも効果があるんですね。ちなみにギリシャの人は、世界で一番トマトを食べるそうな。ホントかどうか知らないけど、誰かがギリシャの女性は美しいといっていました。ふーん、トマトねえ。そんなわけど、一般的なトマトもサラダにおいしいけど、イタリアントマトも様々な調理に使えるんですよ。で、多めに作ったら、冷凍しておけばいいんだから。あとで、いろいろと使えますから。

ところで、さらにワンポイント。イタリアントマトでトマトソースを作るときに、さらさらっと「わが家はカルシウム族」を入れるのです。結論からいうと、これでトマトソースがカルシウムたっぷりになります。で、カルシウム族を入れても、ソースの味がまったく変わることはありません。これは、味を変えるようなアミノ酸系の調味料やがまったく入っていないから、ソースの味を損なわないんですね。そんなわけで、「わが家はカルシウム族」のお買い求めは、ユニカルショッピングサイト http://www.unical-shop.com/ をご利用くださいね。