ナスは、夏にこそ食べよう。

別に何の珍しさもないナスです。今は、一年中出回っています。それほど高くもありません。このナス、大した栄養価もありません。でも私をはじめ、日本人はナスが好きなんですね。煮る、蒸す、焼く、揚げる、炒めるなど、どんな調理方法にもあうナスです。ところで、畑で採れたてのナスなら、生のまま辛子醤油で食べてもおいしいんですよ。ナスは切っておくと変色するので、切ったら直ぐに水につけることです。

ナスは、ほとんどが水分で、栄養素としてはカリウムとビタミンCがあるものの、それほど多くはありません。スポンジ状の果肉が油をよく吸収するので、植物油の摂取には効果的です。ナスの色素はナスニンと呼ばれ、鉄やアルミニウムと結びついて美しい紫色になります。だから糠漬けでナスをきれいな色に仕上げるには古釘を。一夜漬けなら鉄ミョウバンをなどを利用するといいですよ。おまけに糠漬けなら、糠に含まれるビタミンB群をたっぷり取り入れて、栄養豊富になるのです。

ナスニンには活性酸素の発生を抑制する抗酸化作用があり、発ガン抑制に効果的といわれています。またナスには強アルカリ性物質のコリンという機能性成分が含まれていて、血圧を下げる、動脈硬化を防ぐ、胃液の分泌を促す、コレステロールを下げる、などの作用が認められています。ナスのヘタに含まれるプロテアーゼインヒビターはイボや歯槽膿漏などに効く薬効や、口内炎うあ歯茎の腫れなどの炎症を鎮めることでも知られ、小さなイボならナスのヘタの切り口をあてこすると効果があるという。強烈な紫色の中には、様々なパワーがあるんですね。

ところでナスには、カルシウムがほとんどありません。だから、栄養のバランスを考えてカルシウムも豊富なメニューをご用意くださいね。でも、それが難しければ、サプリメントの「ユニカルカルシウム顆粒」がおすすめですよ。「ユニカルカルシウム顆粒」のお買い求めは、ユニカルショッピングサイト http://www.unical-shop.com/ をご利用くださいね。