若い男性が糖尿病になると、役に立たない、らしい。

そんなことを聞きました。さる女性の旦那さんが糖尿病になったらしい。それは、仕事一途で飲食も伴う付き合いが多く、毎晩酒臭くして帰ってくる。確かに30代でバリバリ働いています。ま、それなりに稼いでくれます。ところが、そんなんで、奥さんに対して結構ご無沙汰だった。ある時から、急に痩せてきて、男性自体も役に立たない。ノドが乾いて水分を多く取り、尿の回数や量が増える。吹き出物が出来ても、なかなか治らない。

で、病院に行くと、完全な糖尿病で、直ぐに食事療法を始めないと、視力を失うということだったそうな。糖尿病は、怖いですね。日本人の10分の1は糖尿病で、予備軍はその数倍とか。なんで糖尿病になるかというと、普通は膵臓から分泌されるインシュリンというホルモンが血糖値を一定に保っています。ところが、肥満や運動不足、過食によってインシュリンの分泌が悪くなるのです。

では、どうすれば糖尿病を防げるのか。それは一番に太りすぎを何とかすることです。太り過ぎって、朝食抜きの一日をスタートして、夜にその分を食べちゃったりすることですよね。数軒ハシゴして、シメはラーメンとか。これはもってのほか。決して塩分や食品添加物の多いスナックやファストフードの間食をせず、3度の食事だけですませること。決して食べ過ぎずに、常に腹八分目を心掛けること。野菜や魚を中心にして、塩分は控えること。

とにかく歩きましょう、というより運動をしましょうと言いたいのですが、忙しい人には無理ですね。じゃ〜、電車のひと駅を歩くとか、エレベーターを使わないで、階段を利用するとか、とにかく歩くことです。運動になることをすることです。だって、糖尿病になったら悲惨ですよ。で、先ほどの30代の男性は、奥様の献身的な食事療法によって、糖尿病から脱出できたそうです。でも、結局は奥さんから離婚を言い出されたそうです。仕事も大切だけど、健康の維持も大切。そして、なにより家族への感謝や愛情を注ぐことも大切なんですね。その夫婦は、それぞれ別の道を歩んで、それぞれの家庭を持っているそうです。ま、めでたしめでたし。でも、男性の方は子どもが出来ないらしい、本当に、糖尿病って恐ろしいですね。だから、気をつけましょ。