ファイトケミカルが、健康維持に役立つ。


ファイトケミカルフィトケミカルとも呼びますが、ここではファイトケミカルということで。ファイトケミカルは、病気を予防したり、健康を維持するのに重要と考えられる植物栄養素と呼ばれています。でもファイトケミカルの摂取が少ないために、欠乏症や病気を引き起こすわけでもありません。まあどうせなら食べておいた方がいいんじゃない、で、これが不足するとヤバイですよ、というものでもないんです。

で、ファイトケミカルは何で、何に含まれているかというと、たとえば、トマトの赤い色を構成するリコペンファイトケミカルのリコペンは、カロチノイド色素の一種で、前立腺ガンへの予防作用で注目されました。ブルーベリー、ナス、黒米などの濃い青色を構成するアントシアニンは、視力改善作用があるといわれていますね。ま、そればかりではないんですけど。それは、そのうちにおいおいと。

そんなわけで、大豆のイソフラボンとか、ゴマのセサミンとか、唐辛子のカプサイシンも、ファイトケミカルなんですね。なんで植物の中に、色素成分や辛み成分ができるかというと、それは植物自身が有害な紫外線などから自らを酸化から守るために、抗酸化物質を作り出しているからなんですね。だから、そんな抗酸化物質をおいしい食事でいただいちゃえば、私たちの身体も酸化から守ることができ、細胞のガン化も防げるんじゃないか、ということなのですよ。植物に含まれるファイトケミカル、できたら食べた方がいいですよ、ということなんです。

私がよく旬の素材にこだわるのも、旬の野菜や果物が栄養価も高いだけでなく、ファイトケミカルも多いのですよ。ほら、ハウス栽培のトマトよりも、路地栽培のトマトの方が、じりじりとした太陽にさらされるでしょ。だから、身を守るために抗酸化物質もせっせと作るワケなんですね。これから、折に触れて、ファイトケミカルも紹介していきますね。

ところで、タンパク質、脂質、炭水化物は三大栄養素。さらにビタミンとミネラルを加えて五大栄養素と呼ばれています。さらに食物繊維が第六の栄養素。ファイトケミカルは第七の栄養素ともいわれて研究が進んでいます。その五大栄養素のミネラルで、日本人はカルシウム摂取が足りていません。というか、不足している人が多い。だから、カルシウムを積極的に摂りましょうね。カルシウムは、サプリメントで摂取すると効率的なんですよ。お薦めはユニカ食品の「ユニカルカルシウム顆粒」で、吸収率は牛乳の1.35倍。お求めは、ユニカルショッピングサイト http://www.unical-shop.com/ をご利用くださいね。