大豆製品しっかり食べて、乳ガン予防に。


先日、ブラジャーを毎日12時間以上着用すると、乳ガンのリスクが21倍に増大する、なんていう記事がネットに出回っていました。ま、それを信じる人、信じない人、それぞれあるでしょうが、乳ガンのリスクは、もっと他の要因が多いということ。たとえば、肉や乳製品など動物性タンパク質の害、肩こりが必ずある、体温が低い、妊娠中絶をしている、母乳を与えなかった、これらの複合汚染が乳ガンを誘発する可能性があるのです。ま、それは、おいといて。

豆腐や味噌に代表されるような大豆製品を毎日食べることで、乳ガンが予防できるかもしれないのです。数年前に厚生省が、お味噌汁を毎日飲む人は、乳ガンの発生率が低下する、というリポートを発表していました。大豆の中に含まれているイソフラボンが注目ですね。イソフラボンは閉経後の女性に、骨粗鬆症更年期障害の予防、ファイトケミカルとしての抗酸化作用を通じて動脈硬化予防に効果があると言われています。

つまりイソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに変わって、ホルモンバランスを調整してくれるから、大豆食品を食べることは、ガン予防にいいということらしいのです。たとえば大豆の消費量が少ないアメリカより、日本、韓国、中国の乳ガン死亡率は圧倒的に低いというデータがあります。大豆のイソフラボンは、ガン細胞の血管新生をおさえ、ガン細胞の増殖を抑制するという研究結果もあります。

大豆食品の摂取は大切なんですよ。そんなわけで、豆腐のお味噌汁は欠かせないようにしましょうね。でもね、最近、豆乳を思いっきり薄めて、凝固剤を使った粗悪な豆腐が出回っているんですね。スーパーの特価品でで49円とかで売っている豆腐です。そんな豆腐は大豆の匂いもしませんから。私は、スーパーのパック豆腐じゃなくて、街の豆腐屋さんで買っていますが。