とうとう年末ジャンボは、10億円に到達しましたね。

私は十数年前、当選金が1等前後賞総額で3億円になったときに購入して、3年前に1等前後賞総額5億円になったときにも買いましたね。もちろん、結果は当たりません。さて、今回の総額10億円の今年の年末ジャンボはどうしましょうか。去年は総額7億円でした。ちなみに、この時の1等が当たる確率は1000万分の1でした。ところが、今年の1等が当たる確率は、なんと2000万分の1に大きく後退したのです。この事実を、早速買い求めている方は、ご存じなのでしょうか。つまり、当たる確率が半分になった。ま、でも、滅多に当たりっこないものの確率がさらに半分に減ったって、気にする人はいないでしょうね。そう、宝くじとは当たらないものなのです。でも、買わないと当たりません、などとテレビコマーシャルに乗せられて、ついつい買っちゃうんですね。で、年末ジャンボ宝くじの期待値は、例年と変わらずに50%ぴったりだそうです。つまり、平均的に、3000円購入して1500円のお返し、ということです。これじゃ〜、競馬や競輪の方が、払い戻し率がずっと高いのです。それよりも高いのは株式、らしいのですが。証券会社に売買手数料を取られるだけ。でも、元手のお金がいっぱい必要ですね。ま、宝くじは私たち庶民のささやかな夢、なんでしょうね。今年の年末ジャンボの売り上げ予想は、1620億円だそうです。去年の年末ジャンボは1170億円ですからな。みなさんは、数千円、数万円をドブに捨ててしまうのでしょうか。私はやっぱり買うのを辞めます。当選確率が下がってしまいましたからね。