今年の甲子園出場校、私立39校、公立10校。

甲子園で高校野球が始まっています。関東に暮らす私には高校野球って関西の出来事で、あんまり関心はないのですが。でも気になる問題は、その甲子園出場校なんです。今年は、私立39校、公立10校。なんでも、公立高校の出場が段々と厳しくなっているらしいのです。そりゃ〜今は少子化で、どこの学校も定員割れにならないように生徒を集めるのが大変な時代です。だから私立高校は生き残りをかけて生徒を必死に集めているようです。なので甲子園というのは、出場するだけで格好の宣伝の場ですよね。だから、私立高校側は甲子園出場を至上命令にして、選手たちを鍛え上げるのですね。ま、選手だって、ちょっと目立つ活躍をすれば、プロ野球のスカウトたちが結構な値段の契約金を設定してくれますから、今がチャンスなんですね。でも近年の高校野球って、強豪高校は有力選手を全国各地からかき集めてきて、そんなことがちょっとエスカレートしすぎですね。少子化でどんどん生徒数が減ってきて、学校の在校生維持に焦っているんだろうけど、高校野球の人気に便乗しすぎて、本来の教育がおろそかになってやしませんか。などと、そんなことを思ったりもします。大人の勝手な思惑ばかりに操られているかわいそうな選手たち。ま、世の中、そんなものかもしれませんけど。今年の大会は清宮くんが騒がれていますけど、とにかく話題づくりに必死になるマスコミの偏向報道の表れですよね。プロに入ってつぶされなければいいですけど。