「かぐや姫の物語」、すっごく良かった。

金曜日の夜に、テレビ放映のあった「かぐや姫の物語」、すっごく良かったですね。やっぱりジブリのアニメはできばえが素晴らしいです。いままで、私がはっきりと理解できなかった、かぐや姫罪と罰のあらましが解ったような気がします。そのかぐや姫の罪とは、地球の暮らしに憧れたこと。罰とは、その地球で暮らすこと。要するに天上から地上に落とされるということですね。月の民からすれば、地球で暮らす人間は、あまりにも愚かしく、穢れに満ちているということなのです。そりゃ〜、今だってそうですよね。人間同士で戦争とか、殺し合いをして、人間以外の生き物を限りなく殺略し、むさぼり喰らい、生命の源である地球を限りなく汚しているのですからですよ。そんな人間が地球上に70億人以上もいて、10年とちょっとさらに10億人も増えてしまう。やっぱり、どう弁解しても人間は穢れすぎていますよね。そんなことを、さりげなく教えてくれるような、素晴らしいアニメーションでした。