スーツケースの車輪音に罰金を科す国があります。

アスファルトの道で、スーツケースをゴロゴロと転がす人がいますが、そのゴゴゴゴと響いてくる音にビックリさせられる人は多いんじゃないでしょうか。大理石といいますか、つるっつるの床ならそんなにビックリするような音も出ないんでしょうけど、摩擦音の激しいアスファルト上をスーツケースで転がされるとジェット機の爆音と勘違いする場合がありますよね。で、イタリアの観光地、ベネチアではスーツケースの車輪音がうるさいと、最高500ユーロの罰金を来年から科すそうですね。いい試みだと思います。日本は騒音に対して、あまりにも寛容すぎる国だと思われます。暴走族が深夜にバリバリ走っても、まったく警察は取り締まる気配がないし、騒音を聞かされる人はただただ泣き寝入りするしかないのです。幹線道路沿いに暮らす人だってそうでしょう。しょうがないという諦めばかりだと思います。もっと騒音に対して、敏感になれば良いと思うのですが、ね〜。そういえば、エコキュート低周波音が、健康を損なう恐れがある、と認められそうですよね。もっと静かに暮らせるように、みんなが心を配らないと、ストレスばかりがたまりすぎて、社会が歪んできますよ。