子供の声が騒音にならない人口密度とは。

東京に人口の一極集中が続いていて、その増加傾向はむしろ加速しています。人が多くなれば、街が賑わうのは当然なのですが、良いことばかりではありません。ほら、先日の渋谷交差点のハロウィン騒ぎだって、ちょっと過剰なくらい人が集まっていますよね。若者さんたちが「はじけたい」「日常を忘れたい」そう思うのはかってですが、それはそういう集まりやイベントでしてください。公共の道路、渋谷スクランブル交差点で他の通行人に迷惑がかかっていることを解らないのですか。だから警官が出動したり、小競り合いがあったりするのですね。こんな狭い東京で多くの人たちができる限り快適に暮らそうとしても、賑わいの中で肩がふれあったとか、話し声が大きすぎるとか、その嫌な思いでお互いに持つべき余裕が知らない間に削られているようです。これは困りましたねえ。お互いが我慢できないほどの環境だって、ハロウィン騒ぎのように人の多さでもっともっと出現することでしょう。満員電車の中だってそうです。音楽を聴いているイヤホンから音が漏れて、不快な思いをすることがよくあります。いっそ車内をイヤホンの禁止にしたらどうでしょう。女性専用車両のように。それこそ、携帯通話OK車両、ヘッドホンOK車両を別に用意すればいいのです。車内で大声の会話だって不愉快ですから。香水のきついのもいやですね。満員電車は我慢の限度を超えていますよね。さて、東京都は騒音として条例で規制対象になっている「子どもの声」を、規制対象から外すことを検討し始めたようです。もし、子どもの声を規制しなくなれば、どういうことになるでしょうか。近所に幼稚園や保育園ができても、文句をいうことはできません。しかし、我慢してもらうのが当然ともいえません。以前は静かだった環境が、どう変わってしまったかが問題処理のポイントになるでしょうけど。これも、東京にどんどん人が集まってきたからですね。子どもの声が騒音にならない距離感を維持するのは、いったいどれくらいの人口密度がいいのでしょうか。そろそろ国など行政機関の移転を考えた方がいいのではないでしょうか。でも首都は大阪ではありませんよね。筑波あたりに、新しい首都を作ったらいいのではないでしょうか。あ〜あ、今日も東京には人が引っ越してきます。

大手百貨店10月の売上高は、三越伊勢丹が前年同月比0.3%増、高島屋0.4%減、そごう・西武1.5%、大丸松坂屋1.7%減。どこの百貨店も厳しいねえ。消費税10%増税の駆け込み需要を狙うしかないんじゃないかしらん。