氷水の拒否は当然です。ここはアメリカじゃなく日本ですから。

氷水を被って難病の救済をアピールしたり、その行為で難病治療の寄付を要求したり、というパフォーマンスがアメリカのセレブの間で流行っていたのですが、それが日本に上陸して拡がっているようです。なんで伝染しているかというと、その氷水を被った人は、次の人を指名しなければならないという暗黙のルールがあるからです。で、例に漏れず、アメリカで流行ったことは格好いいとばかり、日本にも持ち込まれて、日本の有名人や、少しも有名じゃないけどもっと有名になりたい人の売名行為として氷水を被る人が後を絶たないようですね。つまり、延々と次の人を指名しているそうです。これっておふざけが酷すぎませんか。まるで下手な芸人のギャグを見ているようで、女の私でも胸くそが悪くなる、というものです。で、あるとき、次に指名されたビートたけしさんが、俺はやんないよ、とさらりと言ってのけたそうです。かっこいい〜。寄付ならもったいつけずにさりげなく格好良くすればいいことじゃないですか。それをわざとらしくなんて、だからくだらないパフォーマンスにしかならないのですね。なんでもアメリカの真似をすればいいってもんじゃありません。腰パンだって、背が高く足が長い外国人がするから、格好良いんです。それを日本人がするものだから、ぶさいく〜。そんなファッションが日本には多いですね。まったく、情けない日本人です。