マックもファミマも、怪しい原材料を仕入れるものですね。

中国は食べる物を粗末にすることを嫌がる国なのでしょうか。ちょっとした不手際で床に落とした食品。床はきれいに掃除されているでしょうから、その床に落としたものを拾い上げて、また元の食材群に混ぜてしまっても不思議はないんでしょうけど。私たちだって食事中に、器から摘み上げた食べ物をポロッときれいに磨かれたテーブルの上に落としてしまったとしても、直ちに何食わぬ顔で落ちたものを容器に戻したり、そのまま口に放り込んでいるでしょうから。中国の例の食品工場も、そう考えて床に落としたものをまた使ったのでしょう。ちょっとくらい賞味期限が過ぎたって、まだまだ使えるものと考えても不思議はないでしょうね。中国って、だいたいどこでもそういうことが多いらしいですよ。

しかし日本のマクドナルドやファミリーマートは、そんな食品を輸入して加工して、私たち日本人に販売してきました。ところで、そのマックもファミマもただただ申し訳ないと謝るばかりで、チェックを現地に任せていた自分たちの失態だと言っています。まるで、自分たちが被害者のようですね。どうして、マックもファミマも私たちに食べさせる商品の原材料を中国に求めるのでしょうか。スーパーで売られているパックやパッケージ食品は、必ず原材料表示や原産地表示が書かれています。ところが、ファミマのようにレジ横で販売するチキンナゲットは、原材料表示や原産地表示はありませんね。マックの販売商品も同じです。つまり、私たちは、そんな商品のどこで作られたものか、知るすべがないのです。マックやファミマは、利益率の至上主義です。どの商品は粗利益率がどれくらいかにとても敏感です。なので、マックやファミマは表示する必要のない原材料をとことん安く仕入れることで、利益率を大きく稼ぐために中国の原材料を使用したわけです。コンビニのレジ横加工食品の粗利益率は50%くらいに設定されていますから。

利益率重視で業績を伸ばしてきたマックやファミマは、この他にも原材料を海外に求めて安く仕入れた販売商品が多くあることでしょう。今回はたまたまひとつが露呈しただけです。マックやファミマは見つかっちゃったんですが、この他のファストフードやコンビニも同様のことはしているでしょうね。おでんの原材料や加工が中国って話しはよく聞きますから。ま、そんな店で買わないことです。街の商店街の惣菜屋さんか肉屋さんでコロッケやメンチカツを買えばいいのですよ。こっちの方はめったに食品添加物は使っていません。だから安全で安心ですよ。おまけにほっかほかの作りたて。ファストフードやコンビニは儲け主義を徹底しすぎです。ま、私はファミマもマックも利用することはないでしょう。相方やディちゃんにも強く言っておきましょう。ファミマやマックでものを買わないように。