人間が悪いのか、酒が悪いのか、自動車が悪いのか。

さらに携帯電話が悪いのか、を追加しておきましょう。北海道・小樽の海岸近くで、朝から12時間ほど酒を飲み続けていたにも関わらず自動車を運転して、しかも携帯電話を操作しながら運転し、歩いていた4人の女性を跳ね飛ばし、3人が死亡するような事故を起こしながら、事故後は応急措置も通報もしないでその場を車で立ち去って、なんと悠々とコンビニでタバコを買ってから、やっと警察に通報して逮捕された31歳男性がいたようです。どうも事故の原因は飲酒運転に加えて、携帯電話を操作しながらによる前方不注意みたいですね。ひき殺された3人の女性たちは何と情けない一生を終えたことでしょうか。まだまだ存分に楽しめる人生が一瞬にして闇の中に葬り去られたわけですね。もう言葉もありません。ハーブによる意識朦朧のために事故を起こしたり、糖尿病による低血糖で暴走事故を起こしたり、人間に自動車を操作させると碌なことがないのですね。人間が自動車を殺傷の道具にするのだったら、ただちにその対策を講じるのが普通なはずなんですが、こればかりは難しいようです。酒があるから、人は好んで飲み、事故を起こさなければ飲んでも構わないと思った、などと考える輩は尽きることがありません。携帯電話を掛けながら走るドライバーに、危ない目に遭わされた歩行者は数え切れないことでしょう。どうして、警察は携帯電話を持ち話しながら走るドライバーを取り締まらないのでしょうか。自動車メーカーは、運転者が飲酒状態なら車が動かないようなシステムを作るべきです。とうぜん、意識朦朧状態でも、高齢者のパニック症状にもすぐに運転を停止するようなシステムをです。警察はもっと厳しく飲酒運転、携帯操作運転の取り締まりを直ちに実行してください。あっそうだ、音のうるさい暴音族もしっかり取りしまってください。でないと、次々に人がひき殺されますよ。そうそう、小樽の飲酒ひき逃げ事件は、海岸で一緒に飲んだ仲間も共同責任にすべきです。その容疑者に車を売った業者も共同責任に、自動車メーカーも、酒造メーカーも、携帯電話会社にも責任を負わせましょう。それこそ、こんな事故を繰り返さないためにも、みんなが真剣に考えるべきです。と言ったって、誰も何もしないだろうな。明日もまた自動車事故で死人が出ますよ。人間に自動車を運転させない時代が、早く来ればいいのですけど。