犬の肉を食べるのも文化だから、非難はできないよね。

ネットにそんな記事がありました。中国南部で犬肉を食べる祭りがあって、それに対して愛犬家が愛好家と衝突して多くのけが人が出たらしいですね。ま、少なくとも日本には犬の肉を食べる風習はありません。むしろ、暮らしのペットというかパートナーとしている人がほとんどだから、犬の肉を食べるなんて、とんでもない、という人がほとんどでしょうね。そりゃ〜、犬を飼っていない私たちだってそう思いますよ。でも、よくよく考えてみたら、犬を食べるのはいけないとされていることなのに、あんなに可愛くって大きな牛は皆さん大好物でむさぼり食べていますよね。牛さんに対して、可哀相とか、食べるなんてとんでもないとかは考えないのでしょう。鶏もそうです。豚やイノシシだってそうです。でも、海で泳いでいる鯨はイルカを食する日本人は世界からは嫌われていますよね。ま、そんなわけでだんだんと鯨を食べる人は少なくなってきました。随分昔は、北欧の人はもちろん、世界中の人が鯨を食べていたのにね。で今や、鯨や犬はダメで、牛や、豚や、鶏肉は皆さんお食べになっています。私もそうですが。その内に、鰻や鰹を食べるなんてとんでもない、ということになりそうです。マグロだってそうですよ。しかし、この中国では助け出される犬はいても、助け出される牛はいないんですね。牛って、食べられるだけのために地球上に生きているものでしょうか。それだったら、なんだか可哀相。近頃、そう思う私です。牛肉が値上がりで、しばらく食べていない私のグチでした。生きているものを殺して、むさぼり食うって残酷なけだものですね。それが人間なんですね。ベジタリアンのこころがなんとなく分かるような気がします。犬はダメで、牛ならいい。人間は残酷な種族です。