ダウン症の赤ちゃんが増えているという事実。

高齢の妊娠や出産の増加によって、ダウン症で生まれた赤ちゃんがこの15年で2倍に増加したということです。だんだんと婚期が遅くなって、30代半ばや40歳近くになっても赤ちゃんが欲しいという人が多くなって、だからダウン症の赤ちゃんが生まれてしまう。なんだか切なくって悲しいですね。自分自身の傲慢さで、とにかく欲しいものを手に入れようとしても、運命というかリスクだけがどんどん高まってしまうのは当然なのに、それでも高齢出産を望む愚かな親たちがいっぱいいます。生まれてくる子どもだけが、その罪を背負ってしまって、親はどうすることもできないのですよ。なので、出産はなるべく早い方がいいのですよ。一番いいのは、母胎が一番元気な10代だそうですよ。まあ。18歳、19歳あたりが一番理想だそうです。で、ちょっと昔は、30歳以上の初産を高齢出産と言っていたんですよ。もうその頃からほんの少しですがリスクは高まってしまうからです。それがいつの間にか35歳以上をそう呼ぶようになってしまいました。いくら医学が進歩しても、リスクが減少することはないのです。むしろ、新しいウイルスの作用によって染色体異常の発生する確率が上がっているという仮説を主張する医学者だっているのですから。すべては人間たち自らの所業ですから。そんなわけで、人の未来を歪めているのは、やはり私たち人間なんですね。芸能人が、何歳で妊娠を発表ということばかりが話題になっていますが、その裏にはダウン症など異状を伴った赤ちゃんが増えていることもお忘れないように、お願いしますね。親の勝手な満足や納得をかわいそうな赤ちゃんに押しつけてはいけませんねえ。