消費増税前の買い溜めをするか、増税しても特売を待つか。

3月に入って、消費者心理だけでなく、企業の資材調達にも狂いが生じ始めているのですね。私の相方が勤めている会社でも、資材の調達が今まで通りに行かずに、生産計画がおかしくなったとぼやいていました。そうなんですね。私たちは消費者の買い溜めばかりを心配していましたが、企業というのはもっと敏感で狡賢いものなんですね。なので、生産の現場ではとっくに増税前の前倒しの受注を受けて、フル稼働が続いているらしいのです。まったく、ぼやぼやしているのは、私たち主婦を初めとした消費者なんですよ。でも、そこで消費増税前の買い溜めをするか、たとえ消費税が上がってもそれ以上の特売を待つかが問題なんですね。ところが、今のスーパーやディスカウント店のチラシを見ても、そんなに安くはないのです。むしろ増税前だ、とあおって、買わせようとしてる魂胆が見え見えなんですね。だから、皆さん、増税前にたっぷり買い出しに行きましょうよ。さらに3%アップは暮らしにキツイですよ、と私もあおりましょうか。で、私ですか?私は値段の見極めです。安いものしか買わないようにしましょう。たとえば、ですよ。ティッシュボックス150組5箱で188円です。同じくティッシュボックス200組5箱248円とでは、どちらが安いでしょうか。正解は、ほんのわずかですが200組5箱248円の方が安いのです。数字のトリックに騙されないようにしましょうね。でもね、よく考えると、買う手間とか、なくなる頻度の早さから考えたら、200組の方が手間が少ないのですよ。メーカーは消費者をあざむくために、昔はほとんど200組だったのが、180組、160組、そして直ぐに無くなっちゃう150組へ移ったのですね。ま、だまされる消費者が悪いのですが。皆さん、価格設定には気をつけましょうね。