新聞配達とチラシ折り込み料金を考えてみました。

私の知り合いの息子さんが、大学に行くために奨学金をもらって、そして新聞配達をしているんだそうです。それで、本当に勉強ができて、それこそ社会的に評価される大学に合格できるか心配なんですが、浪人していることもあり、これ以上親に迷惑をかけるのもイヤだと言うことで、住み込みで働きながら勉強をしているとか。一応、国立の大学を第一志望に考えていて、私立大学に行くくらいなら大学の進学はあきらめて就職をするということらしいのです。そりゃそうですよね。しょうもない私立大学に行って就職に苦労するのだったら、もっと若いうちから働いた方が人生経験においても有利だと思いますね。私もそれは大賛成と答えておきました。私の相方も、ほぼ同じような考えです。最近は、大卒で入ってきても、2年3年で辞めてしまう人が多くって。レベルが不満で辞めていくと言うより、環境が持つレベルに追いつかないから辞めていくというケースが多いそうです。はっきりいって実力不足なんですね。たいして知識も教養も身に付いていないのに、大学を卒業しちゃったから、社会人としてのレベルにも遙かに届かなかったということです。悲しいですね。情けないですね。で、その新聞配達ですが、一カ月1部が210円だそうです。朝だけですが、新聞の朝刊を200戸に配って、1カ月に4万2000円だそうです。なんだか安いですね。1日で1400円ですよね。本当に新聞配達の方は、安いですよね。ところで、新聞の折り込み料金ですが、B3で4円50銭だそうです。地域によっても違うでしょうけど。ちなみに日経新聞ですけど、とある木曜日はB2が1枚、B3が4枚、B4が8枚、織り込まれていました。新聞の折り込み料金の合計は1部当たり45円くらいになります。200戸なら9000円くらいになります。そりゃ〜、代理店は半分くらいピンハネして、残りを新聞配達店がほとんどを収入源にするのでしょうけど、新聞配達の方たちに、折り込み料金の10%くらい回らないのでしょうか。10%なら900円ですよね。折り込みの分だけ、重くもなりますからね。ま、皆勤賞もあるみたいですけど、さらにひと月に3万円くらいアップしてあげるくらいの価値はあると思うのですが。そうでないとするなら、誰がピンハネしているのでしょうか。やっぱり新聞の配達所がピンハネして大儲けをしているんでしょうね。もうネットがあれば、新聞などなくてもなくてもいいのかもしれません。