センター試験が開始。しょうもない大学に行っちゃダメですよ。

いよいよ大学入試のセンター試験が始まりましたね。かつては共通一次試験なんて呼ばれていて、国公立大学の試験だったのですが、いちいち試験問題とかを考えるのが面倒臭くなった私立大学がセンター試験にも加わるようになったのですね。でもこのセンター試験は、東大への進学希望者が受験もするし、偏差値が40にも及ばないお馬鹿な私立大学の受験者も受けるわけですよね。だから、あまりにも上下のレベル差が開きすぎて、歯が立たない人も多すぎると伺っておりますが。大学入試などは運もあります。だから一発勝負にすればいいのに、なんでセンター試験を受けて、さらに志望大学の試験も受けるという、ひとつの大学で二度も試験を受けなければならないのでしょうね。私たちが受験の時は、国公立大学は一期校、二期校に別れていましたが、それぞれ一発勝負でしたよ。だから一期校を失敗しても、二期校がまだあるさ〜なんて言っている人もいました。さらにいえば、一期校と二期校の間に、公立大学ですが中間校ってのもありましたから。ま、その当時は。国立大学だって、年間の授業料は3万6000円で安かったのですから。今は国立で年間の授業料が53万円だなんて、入学料が28万円だなんて、合わせて80万円以上ってひどいですよね。私立大学はもっと高額ですから本当にボッタクリでしかありません。今は私立大学の4割が定員割れなんですよ。だから、受験生の皆さん、しょうもない大学に行ったらお金だけでなく、人生まで棒に振ることになりますから。なのに自民党の下村文部科学大臣はもっと大学が必要だ、なんて言っています。自民党議員のOBがそんなレベルの低い大学の理事とかに収まるためですよね。せっかく田中眞紀子さんが大学の乱立に歯止めをかけようとしたのに、自民党は大反対の大合唱。結局、バカを見るのは甘い言葉に誘われてレベルの低い大学に行く学生たちです。鴨が葱を背負って、いえ、お馬鹿な学生さんが大金を注ぎ込んでバカな大学に行く構図は、自民党が作ったものですから。そんなわけで、ショウもない大学に行くのだったら、すっきりと社会人になった方が将来のためです。