5年前はデリバティフ損失が多くの大学でありました。

もう5年前にもなりますが、立正大学は2008年9月の時点で148億円の含み損を抱えて、マスコミの話題となりましたねえ。駒澤大学も一時期は154億円の損失でしたが、最終的には69億円になったのでしょうか。その69億円の損失でドイツ証券を訴えたのですが、今年になって裁判所は駒澤大学の請求を棄却する判決を言い渡したそうです。そりゃそうですよ、バクチなんかサイコロの目次第なのに、損をしたからって胴元を訴えてどうするんですか。宝くじがあたんなかったから金返せと訴えるようなバカさ加減ですね、駒澤大学は。で、去年になって愛知県の南山大学は229億円の損失が生じたと、4年も経過してから発表したそうです。ま、それでも、それぞれの大学は潰れることなく大学経営が成り立っているのですから大したものですねえ。しかし、大学生から高額な受験料や授業料を取り立てて儲かっている大学はあるんですね〜。ま、それでも次々と受験生が大学に受験料を貢いで、何百万円もの授業料を大学に支払うわけですから、そりゃ大学は儲かって儲かってウハウハですよね。あれから5年が経過して、今の大学はどうなんでしょうか。アベノミクス効果で株なんかはジリジリと値を吊り上げています。相方が言うには、株投資に夢中になっている人は今が多いらしいですよ。そうなれば、余剰金をいっぱい抱えている大学は、様々な分野に投資しているのが目に見えていますよね。今はいいでしょうけど、アベノミクスが弾けて、株価や土地が急落したら、破綻する人や会社は多いでしょうね。ふと5年前を思い出して、そんなお馬鹿な大学は大丈夫だろうかと思ってみましたが、次々と学生さんが貢ぐようじゃ、大学は潰れっこありませんねえ。そんな大学に、行く価値が本当にあるのでしょうか。