高いお金を払い、4年を費やし、何のために大学に行くのですか?

今や大学は勉強をするところではなく、就職するために進学する人が多いようです。それは大卒という学歴を得るためなのでしょう。しかし、大学と言っても様々ありますね。歴史の長い大学もあれば、レベルの高い大学もある、いわゆる、いい大学です。実際問題として、一部上場の就職人気が高い会社の面接で、「日大じゃ、うちは無理だな」という様な大学としてのレベル基準があることも事実です。つまり、日大以下じゃ、せっかく大学に行っても就職では苦労しますよ、ってことです。むろん、最高レベルの早稲田や慶応でも、すべての学生がすんなり就職できるとは限りませんから。まあ、そんなわけで、ある程度は大学のブランド力は大事ですから、いい大学をできる限り目指すことは大切です。なにより、就職で重要な鍵になるのは、その大学を卒業した先輩方です。だから、歴史の長い大学ということは、それだけ多くの先輩がいらっしゃるということですから、そんなコネクションは大いに利用するといいでしょう。ちなみに、日大を引き合いに出しましたが、中小企業も含めると、すべての社長さんの中で、日大出身の社長さんが一番多いのですよ。いい大学に行くことは、それなりにお勉強もできるレベルの高い友達ができることになります。卒業してからだって、いろいろと情報交換することができますから。もし、レベルの低い大学だと、レベルの低い友達としか知り得ませんし、将来にわたって付き合うのにもきっと嫌気がさすことでしょう。ま、ただただ勉強したいから大学に行くのであれば、別に三流大学だって、Fランク大学だって構わないと思いますけど。だから、高レベルの大学に行けないのであれば、専門学校に行った方が、時間とお金がずっと節約できると思うのですが。そろそろ受験シーズンも迫ってきます。大学ばかりが未来を開くのではありませんから。しょうもない大学に行くのだったら、むしろ高卒で就職した方が社会的な評価は高いのですから。