首都圏の空室率が増加しているらしいです。

そんなことを私は気にも留めていませんでした。だって、東京は2020年にはオリンピックが開催されますし、特にお台場の方は開発が進むらしく、いままで目立っていた空き地も漸く埋まることになって、めでたしめでたしだったはずなんですが。それにね、マンションだって土地だって、じわりじわりと値上がっていますから、東京23区内なんて、どんな住居もひっぱりだこかと思っていたくらいです。というのも、ちょっと前のテレビ番組で、首都圏の空き家率が2008年で11.2%だそうです。意外と空き家率が高い。全国平均の14%よりは低いのですが、それでも見逃せない数字ですね。どっちかというと危機感がせまっているような。なのに、新築マンションが雨後の竹の子のように建てられて、その販売価格もじわりじわりと上昇しているのですから、このディベロッパーの脳天気な感覚には驚かされますね。ちなみにマンションなどの集合住宅の東京都空き家率は、中央区が29%、千代田区は28%、あきる野市23.6%。なんでこんなに空き家があるのでしょうか。たとえば、新宿区にある戸山ハイツは、65歳以上の住民が50%を超える限界集落として注目を浴びましたが、行政はなんら有効な手を打てないでいますね。孤独死もぞくぞくと現れているようです。こわいですね。郊外の住宅地でも、駅から遠くって、坂道や階段の多い住宅地は、高齢者には辛い環境になっていますよね。やはり高齢者は、駅や商店街、病院に近いマンションが最適で、若い子育て世代こそ郊外の住宅地に移ってもらってのびのびと過ごし育ってもらうのがいいんじゃないでしょうか。私が暮らすマンションは幸いなことに、たとえ空いても、また次の人が入居する人気物件だし、機械式の駐車場もまだ待っている人が圧倒的に多いのです。でも、10年先、20年先はわかりませんよね。たぶん私のライフスタイルも変わることはないでしょう。まあ、そのうち、もっと過ごしやすい場所が見つかれば引っ越しも考えますが、当分は現状維持です。

参考までに、首都圏の空き家率をまとめたページを紹介しておきますね。
http://matome.naver.jp/odai/2137354449697132001