ほらね、ホテルの偽装表示がぞくぞく出てきた。

先週のブログで書きましたが、偽装表示は関西の阪急阪神ホテルズだけではなかったのですよ。やっぱり。JRとか、近鉄グループのホテル系列でも、ぼろぼろと炙り出されてきましたねえ。ゴキブリのように。だれかがバルサンを焚いたのでしょうか、ねえ。前にも言ったように思いますが、今まで本当にこのようなホテル系列だけでしょうか。いわゆる外食チェーンは、まだまだ様々な形態が多いのですよ。居酒屋とか、ファミレスでも、同様のことはあるのじゃないでしょうか。でもね、グルメブームを後押ししたマスコミにも責任があります。そりゃ〜マスコミだから、広告のスポンサーが必要なのは当然でしょう。テレビ局も三流の週刊誌も、広告の出稿料金をいただいてこそ、経営が成り立つというものですから。そんなわけで、テレビでだって、レストランや飲食店とかを取材して、ウソかホントか知らないけれど「まいう〜」と言っちゃってるんですよね。タレントさんを利用して、ね。ところで、偽装表示が、いつのまにか誤表示にかわっちゃった。いや〜、ウソをついていたのではなかったのです。ちょっと間違えただけです、というような表現になっている。マスコミもやっぱり広告主となるスポンサーには弱いんですね。偽装表示と書いた新聞や、報道したテレビ局には二度と広告を出さないぞ、と脅しじゃないけどプレッシャーをかけたのかもしれません。私たちのような消費者も、安易にホテルブランドを信じるからいけないのですよ。でもね、根本的なことは、そのメニューの偽装表示を知らなくっても、健康被害や精神的被害があるわけじゃないし、ただただ、おいしいね、おいしいねと食べていればいいのです。産地や素材がちょっとくらい違っても、そんなにおいしさは違わないでしょ。