クール便の常温仕分けなんて、当たり前ですけど。

なんだか朝日新聞が数日前に、クロネコヤマトクール宅急便が、全国営業所200カ所で温度管理のルールを守らないで、常温仕分け行っているということを素っ破抜いて、まるで鬼の首でも取ったように、ヤマト運輸をぶったたいているようです。でもね、私の、そういう運輸業界に勤務している知り合いが言っていました。冷蔵仕分けなんてできるわけがないじゃん。そんなことをしようと思ったら、でっかい体育館くらいの冷蔵倉庫を建てて、その中で従業員達が耐寒服に身を包みながら作業をしなければならないし、そんな大きい冷蔵倉庫を全国に何百カ所も作れるわけがないじゃないか、ということでした。そりゃ〜そうですよね。だからそのクール便の荷物が、常に冷蔵の状態で移送するなんて不可能なんですよ。だって、まずお客さんの戸口で受け取って、必ずしも冷蔵庫で営業所に帰るわけでもないですし。営業所で製造保管しても、仕分けするときにやっぱり冷蔵庫から出すわけで、その仕分けし終わったときに素早く冷蔵庫に戻せばいいのでしょうけど、短時間で仕分けて直ぐに冷蔵庫に戻すなんて、すべては無理だと思いますよ。だって私たちが普段、スーパーでお買物するときだってそうじゃないですか。冷凍食品、冷蔵の生鮮食品を買っても、冷蔵のまま持ち帰ることなんて不可能ですよね。そりゃ〜、大きな発泡スチロールの箱にでも詰め込めばいいのでしょうけど、お買物エコバッグで移動する私たちには無理なんですよ。せいぜい、冷蔵バッグをひとつ余分に持ち歩くくらいですから。本当に朝日新聞って、重箱の隅をつつくようにして、企業の弱みを次々とほじくり出すんですね〜。まるで朝日新聞はひねくれたおばさんの様です。それは私ですって。まあ、こんなことを書いていますからね。でも、宅配業者の方、こんなことにめげず、お仕事がんばってくださいね。私たちは頼りにしているのですから。