山口恵以子さん、かっこいいですね。

なんとなくテレビを見ていたら、テレビ東京ソロモン流をやっていて、この度、松本清張賞を貰った山口恵以子さんの特集でした。山口さんは、早稲田大学を出て、シナリオライター教室に通い、プロットライターになり、そして作家として認められた人です。名前だけは聞いたことがあったんですけどね。でも、作家以外の職業を持っていて、それがなんと社員食堂のおばちゃんだとは、びっくりですよね。つまり、まだ作家として一本立ちではない、というしっかりした自覚を持っていらっしゃる。そして、松本清張賞を貰ったこの一年こそがチャンスで、勝負の年として頑張ると力強く言っておられました。そうですね、できる女性というのはどこか違うものです。強そうな性格です。同年代のオヤジとも対等に接することができるパワーをお持ちのようです。松本清張賞の賞金の使い道は、すべて飲むそうです。かっこいいですね〜。いや〜、お見逸れしました。一度この人の本を探して読んでみなければいけませんね。ところで、プロットライターという仕事を初めて聞きました。原稿用紙300枚くらいを書いて、やっと3万円くらいだそうです。で、必ず採用されるとは限らないそうです。お金がもらえないときもあるとか、大変ですねえ。で、プロットライターって何をするのかといえば、ドラマや映画などで脚本家がシナリオを書く前に、ある程度、シーンの展開や筋書きを固めて台本を作るお仕事らしいのです。へえ〜、私はドラマって、すべて脚本家が一から書き始めるものだと思っていました。違うんですね〜。そうか〜、テレビや映画など、脚本だって様々な下積みの世界があるのですね。で、この山口恵以子さんはプロットライターを続けていて、あるときに仕事の相手先のテレビ関係のデレクターとかほとんど自分より年下になったそうです。このまま同じことを続けていても、もっと若い人が出てくるからダメだと考えて、小説を書き始めたそうですよ。ところで、この山口さん、仕事に出掛けるときに、重そうなものを入れたバッグをゴロゴロしながら出勤するらしいのです。あ、その食堂へです。で、職場でそのバッグを開けると、ペットボトルに入ったドレッシングとか調味料とかがいっぱい。家の近くの河内屋が安いからまとめ買いするのだそうな。一度、河内屋に行ってみなければ。