大人には夏休みの宿題はありません。

もうこの土曜日と日曜日で子供たちの夏休みは最後ですね。彼らは、宿題が最後の追い込みで、お父さんやお母さんも子供たちに振り回されているのじゃないでしょうか。そういえば、私が子供の頃もそうでしたね。やっぱり面倒くさいものは最後に廻してしまいましたから。特に母は気が気でなくって、私もいつも宿題の仕上げに追い立てられていました。そんな宿題から解放されたのは、大学生になってからでしょうか。その代わりに、夏休み明けには前期試験がありまして、それこそ夏休みの過ごし方の自主性が問われるんですね。社会人になってからは、宿題はおろか、試験すらありませんから、子供の夏休みはいい身分かもしれません。ほんの短いお盆休みは故郷の往復に費やされて、休みという実感もありません。でも、そんな中で毎年、自分自身に課題や目標を課して、日々を励んでいる人がいらっしゃいます。立派なことです。私たちの人生もそうですが。毎日をのんべんだらりんと生きているわけではありませんね。今日はこれを片付けて、明日はあれをしようなんて、目先のことだけを見ている家事のようなものではありません。大人になっても、自分に課題を与えて、それを超えつつ成長することが大切なんですね。日々の健康維持だって、そんなことのひとつかもしれません。それこそ、健康維持の一環として、フルマラソン完走するぞ、というのは分かりやすい目標でしょうけど、無理はなさらないでくださいね。私は家族みんなの健康を願って、自分なりの課題や目標を持っているんですよ。ほんのささやかなことですけどね。夏休みではなくて、一年のテーマのようなものです。今年も残りは4カ月です。私たちも毎年歳を重ねます。元気でいられることこそ、最大の目標なんです。