日本禁煙学会は、あんまり調子に乗るんじゃないよ。

私はまったくタバコは吸いませんよ、おばさんですからね。それに母でもありましたから、タバコの煙は大嫌いです。嫌な臭いがしますしね。だから、私はあんまりタバコの臭いがキツイところには行かないようにしています。今日の禁煙ブームというか、嫌煙ブームのおかげで嫌なタバコの煙からかなり助けられている気はします。しかしながらです。ジブリの作ったアニメの「風立ちぬ」にタバコのシーンに対して、日本禁煙学会がなにかいちゃもんをつけているらしいのです。つまりは、アニメのシーンの中で、タバコを吸っているシーンが強調されて、未成年者に対して喫煙を助長しているのではないか、ということなんですね。うん、確かにタバコを吸っているシーンが印象的だった、と映画を見た人は言っていました。そして、映画は素晴らしかったと。「風立ちぬ」って、いい映画っぽいのですよね。私もいずれは観たいと思っています。う〜ん、タバコですか。タバコのシーンが、未成年に喫煙を助長しているのかって。そうかもしれません。でもね、タバコ、パイプ、葉巻って確かに文化だったんですよね。だから、煙の出るところを何でもかんでも否定ってのも行き過ぎですよ。ところで、最近のテレビドラマです。もうどこのテレビ局も、刑事・事件系のドラマのオンパレードですよね。ということは、必ず人が殺されるのです。もう毎日毎日、テレビドラマの中では様々な手段、絞殺で、撲殺で、刺殺で、人が殺されています。おまけに、シーンだって結構リアルにね。私はこれらの場面を見ていつも思うのです。こんなに殺人のシーンを放映して、人に殺人を助長しているんじゃないかってね。でも、世の中の視聴者は、もっと残虐な殺人シーンを期待しているみたいですね。しかし、テレビ画面から殺人シーンをなくそうという運動は全く起こらないですよね。人は殺人を好きなのでしょうか。話しは戻って、タバコの煙がじわりじわりと人の健康を蝕んでいるのは確かです。でもね、自動車の排気ガスだって、火力発電所の大気放出物だって、中国大陸から飛来してくる有害微粒子だって、人の健康を蝕んでいるのですよ。そりゃ〜、原子力発電所放射能だってね。とにかく、喫煙者やタバコ会社を叩くと、喜ばれると間違った錯覚をする輩がいることは確かです。本当に、人間って段々とひん曲がってくるんですから、困ったものです。