小平市の住民投票は50%を超えるでしょうか。

渋滞解消のために、雑木林を切り倒し、住民にも立ち退いてもらって、新しい都道を東京都は造ろうとしています。これに対して反対する住民が、道路建設の中止を訴えているわけです。で、市議会は道路計画の見直しを巡る住民投票を行うことにしたのですが、投票率が50%以上なら開票するけど、50%以下なら開票しない、つまり住民投票が不成立とする。ということになったのです。そもそも、住民投票が50%を超えて、それでその総意が道路建設反対になったとしても、これは見直しであって、見直しの結果、やっぱり道路を造ろうね、ということになるかもしれないのですよ。実効性のない住民投票に、小平市民がどれだけ参加するのかが注目ですよね。ちなみにこの4月にあった小平市長選挙の投票率は37%ですよ。1999年の市議会議員選挙で50.4%ですよ。本当に50%を超えるのでしょうか。去年の衆議院選挙は64.7%でした。3年前の参議院選挙は61%でした。それだったら住民投票を、夏の参議院選挙と一緒にやればたぶん50%を超えるでしょうに。単独で、住民投票が50%を超えるか、本当に注目ですよね。でもさ〜、小平市の市会議員選挙投票率があまりにも低いから、市民の声が市の政治に反映されないのですよ。もっと小平市民の方がまじめに市会議員選挙に取り組んでいれば、住民投票にならずに、道路計画も中止に追い込めたのではないでしょうか。そういう意味で、私は小平市住民投票に注目しているのです。いつまでも、小平市民が市政に無関心でいると、大変なことになりますよ。皆さんの区市町村でも同じですよ。どうなりますか、小平市住民投票は5月26日です。