三流大学は、とっととやめた方がいいですよ。

いったん今の大学に入ったものの、納得がいかないで悶々としている大学一年生って結構多いらしいですね。特に、第一志望に落っこちて、滑り止めというか、とりあえず確実に受かる大学を受験してしまったために、さらには滑り止め大学に当然のごとく合格したためにお金も払い込んでしまって、嫌いやながらその大学に通うことになってしまった。もう後戻りはできないんだけど、やっぱり納得がいかない。しかもやっぱりその大学は通っていればレベルが低すぎて、周囲を見廻しても勉強意欲に富んだ学生が少ない。授業もろくろくノートも取らないでマンガを読んでいる輩が多い。学内の学生と話しをすると、痛切にレベルの低さを感じる。聞けばほとんどが入学試験なしの推薦入学で入っている。決定的なのは、この大学自体の社会的評価が低く、就職先も大したことがなくって、4年生なんかが大苦戦している。受験したこと自体が、失敗だったんだなあ。などと真剣に悩んだり考えている大学一年生の人に言います。そんなレベルの低い大学だったら、いち早くやめて、もう一度受験勉強を開始した方が、人生を悔いがないと思いますよ。そもそも若い頃の1年や2年は、社会人になってからだって時間は簡単に取り戻すことができものです。6年前に1万7000人だった、大学生からの再受験生が、この春には3万8000人になったという統計があるそうです。なんで、こんなに再受験生が多くなったのでしょうか。それは、大学の広告や宣伝が上手になったからです。いくらその大学のレベルが低くても、大学生を掻き集めなければなりません。その大学の死活問題ですから。だから、マスコミとかにお金をばらまいて、我が大学はこんなに就職率が高い。勉強意欲の高い学生が集まっている、などとちょっと事実を歪めながら広報的な宣伝活動をするわけですよ。で、そんな広告に簡単にダマされて、そんなにいい大学なら滑り止めにしてもいいかな、と受験して、結局お金を支払って通ってしまうわけなんです。で、入学してみるとその現実的なレベルの低さにびっくりして、どうしようかと悩むわけなんですね。18歳の若者なら、甘い広告や宣伝にダマされるのも当然でしょうよ。そうなんです、今の時間が大切です。動くのなら、今でしょう。だから、悔いのないようにやりなおしましょ。社会的評価の低い、くだらない三流大学はとっとやめて、もう一度やり直しましょうよ。人生は一度っきり。青春は二度と戻りません。自分にあった、いい友人を見つけるためにも、いい大学を目指すのは、当然のことなのですから。