長嶋茂雄さん、国民栄誉賞おめでとうございます。

で、ヤフーの検索で、改めて長嶋茂雄さんを調べてみました。もう77歳なんですね。検索のときに、長嶋茂雄伝説という項目がありました。ちょっと覗いてみました。伝説の逸話がいっぱい紹介されています。●少年野球教室にて「球がこうスッと来るだろ」「そこをグゥーッと構えて腰をガッとする」「あとはバァッといってガーンと打つんだ」。なんのことでしょう。これを理解するって、動物的な感がなければ難しいでしょうね。長嶋さんは、人間を超越していますからね。さらに●キャンプでアメリカに来て「こっちの子は英語がうまいなあ」、「こっちは、外車ばかりだねえ。さすがアメリカだ」。いや〜、脳天気ですね。あははと笑うしかないでしょう。もうひとつ●「ミラクルアゲインの奇跡を再現しますよ」。本当にたのしいですねえ。だから、みんなから愛されるのでしょう。野村克也さんは、きっとこんなコメントに呆れているでしょうけど。私もときどき呆れていました。だって、「10の3で、3割3分3厘」と長嶋さんが言ったときには、この人はアホでしょう、と確信したくらいですから。要は、とっさに思ったことを反芻しないで言っちゃうんですね。で、その根本的な知識が間違っているからです。まあ、その愛すべきアホさ加減は、息子さんの一茂さんにしっかりと受け継がれていますから。娘さんの三奈さんにも若干その傾向が出ています。遺伝は恐ろしいものですね。ところで、長嶋茂雄さんの受賞のお礼の言葉が、ちょっと痛々しかったのです。9年前の脳梗塞の影響は確実に出ているのですね。伝説の逸話がこれ以上増えることはないのでしょうか。楽しませてくれた長嶋茂雄さんは、もう思い出になってしまったんでしょうか。お礼の言葉が、それを象徴していたように思います。無理なさらず、ご養生なさってください。次の栄誉賞は、金田正一さんですかね。張本勲さんでしょうか。稲尾さん、米田さん、梶本さん。野茂さんだって。イチローさんも。ざくざくもらう人が増えるでしょうね。自民党のばらまきです。巨人の選手ばかりですもの。