ヨルダンに負けた、もう遠藤と長谷部の時代じゃない。

それほど、サッカーがわかるわけではありません。なんせ、還暦に近づいているおばさんですから。それでも、日本が外しまくった前半が終わりかけるころ、ひょっとして負けちゃうかな、という思いが私の頭の中を巡りました。そうするとデフェンスで、吉田さんはボールを当てて外に出してしまいました。ちょっと不用意かな、と思ったのですが。相手側のコーナーキックにしてしまったからです。すると、相手が放り込んだボールを簡単に入れられてしまいました。あれ、まあ、どうしたことでしょう。0-1ですよ。う〜ん、なんだろう。はっきり言って、日本はヨルダンを舐めているんですね。いつでも、点は入れることができる。そんな、慢心がチーム全体に漂っているような気がしたのです。なにか、がむしゃら、必死さが足りないと感じたのです。後半に入って、ちょっとヨルダンが奪ったボールをするすると、足の早い選手がゴール前までドリブルで持ち込んできました。反対側から、対応する日本の選手はいません。バコンとゴールを決められてしまいました。0-2ですよ。ここから、やっと日本の必死さが感じられました。日本がゴール前に襲いかかります。スキをついて香川さんのゴールで1点を取り返しました。あと1点で同点、ワールドカップの出場が決まります。なんせ、あのオーストラリアがホームでオマーンと引き分けてしまったのですから。引き続き、日本が怒涛のようにゴールに迫ります。香川さんが倒されてPKになりました。これで、同点ですね。遠藤さんの顔に妨害のための緑のライトがチラチラ光っています。そして、遠藤さんはあんまりボールから距離を取りません。またころころキックでしょうか。ゆる〜く蹴ったボールはキーパーにはじかれてしまいました。これで、日本のやる気はプツンと切られたようになりました。もうどうしても追いつけません。そして、試合は終わり、日本は負けました。あ〜あ、残念ですね。もう遠藤さんも33歳ですし、もうヘロヘロになっていたのに、なんであそこで彼に蹴らすのでしょうか。その辺が、日本の限界なんですね。そして、私のディーちゃんは、言っていました。もう遠藤と長谷部の時代じゃない。33歳の遠藤のガンバ大阪はJ2に落ちても成績はぱっとしない。29歳の長谷部はドイツのチームで、それほど重要な位置を占めているわけではない。もう香川と、この日はいなかったけど本田の時代なんですね。今の機会に、うまく移行しないと、また世界のレベルから大きく遅れることになると。なるほどねえ。まだ、ワールドカップまで1年以上あります。早く、世界に通用するチームにしてくださいね。アジアじゃありませんよ。世界ですよ。この日の敗戦で、本田圭祐の高笑いが聞こえてきそうです。俺がいなきゃ、このチームはダメなんだ。このチームは俺が引っ張るチームなんだ、と。そうなのかも、しれませんねえ。今が移行するチャンスでしょう。