ムダな裁判ですねえ、衆議院一票格差の違憲判決。

全国各地で一票の格差が大きすぎるのは憲法違反であるという訴えが起こされて、次々に違憲という判決が出ているそうです。そりゃそうに決まっているでしょうけど、なんでそんな時間と労力をかけるような、そして徒労に終わるような裁判を、しかも全国各地で同じような裁判をして、ムダだと思わないのでしょうか。私の言いたいのは、全国各地でそれぞれにやるのではなくって、どうせ同じことなんだから統一して、つまり一括して、ひとつにまとめて代表して裁判をすればムダがなくっていいではないか、ということなんです。わかっていただけたでしょうか。なにより、いくら違憲だ、すぐに格差を是正しなさいと言っても、当事者の議員さんたちは、自分たちの議席がなくなることを嫌がって、結局は是正することなどないわけですよ。ほら、2009年夏の衆議院選挙で民主党が大勝利したのも、比例区定数80名を削減なんて大ボラを拭いた公約をしたからですよね。結局、民主党は大ウソつきで、しかも消費税アップなどと国民を裏切ったわけです。その結果、昨年末の選挙で大惨敗しました。巨悪は滅びるのごとくです。でも自民党だって、格差の是正なんてしてこなかった政党ですから、いくら裁判の判決で違憲だと言っても、蛙の面におしっこで、何の反応もないことだと思いますよ。5議席を削減するとか、10議席だとか、せこいことばかり自民党は言っていますから、まあ期待する方が無理でしょうね。維新の会も、地方区150名、比例区90名と言っていたはずなのに、いつの間にか中選挙区を主張しているくらいですから、政治家って結局はウソつきばかりかもしれません。ま、とりあえずは、夏の参議院選挙ですよね。この機会に、今度こそウソつき民主党は全滅してくださいな。かといって、維新の会も言うことがころころ変わるから信用できませんよね。公明党に操られている自民党も、信用できるものではないですから。それにしても一票の格差裁判は、時間のムダですねえ。もっと他にすべきことがいっぱいあるでしょうね。本当に、日本の政治は、情けないですねえ。

今晩は、サッカーのヨルダン戦があるんですねえ。私はNHKBS放送で見ますけど。