速水もこみちさんの浅見光彦、いまひとつでした。

月曜日の2時間ドラマで、速水もこみちさんが初めて内田康夫さんの小説の主人公、探偵の浅見光彦を演じることになって、楽しみにして拝見しました。はっきりいって、ガッカリでした。確か、沢村一樹さんの後を受けての登場ですが、どうも大いに違和感がありますね。初めてその役を演じると、今までとはなにかが違うと必ず違和感を覚えることは多々あるのですが、今回のは、何と言っていいのでしょうか、場違いという感じです。まねをしようとし過ぎたのでしょう。こういう言い方をすると何でしょうけど、次回の速水もこみちさんの浅見光彦は、決して見ることはないでしょう、ということです。浅見光彦というのは、それほど出しゃばるわけでもありません。ただただ人に対して、カギとなるものに対して、事件の切っ掛けとなる出来事に対して、思いを巡らせることが多いのですが。速水もこみちさんの場合は、それほど考えていない、様に見えたのです。それによって、浅見光彦を取り巻く配役にも重みがない、ということになりますね。そう考えてみると、沢村一樹ってやっぱりしっかりした役者さんですね。中村俊介さんもそうです。うまいんですね。速水もこみちさんは静より、動の役者さんを目指した方がいいですね。ちゃんちゃん。