びっくりするほどきれいな4Kテレビ。

家電量販店に立ち寄った時に、ちょっとテレビ売場を見てみました。もう液晶テレビはフルハイビジョンをとっくの昔に買っていますから必要はないんですけど、4Kテレビがどのようなものかちょっと興味がありまして。で、ありました、ありました。東芝の55インチ4Kテレビが60万円くらいで展示してあります。高いので、ま、はっきりいって手が届きません。でもその映像にびっくりです。驚くほどきれいなんです。小さな木々の葉っぱが一枚一枚くっきりと見えます。木の葉のざわめきが聞こえるような錯覚に陥ります。そうですよ。ここは騒々しい家電量販店の売り場です。そうです、画面に釘付けになって、くっきりした精細な画像から音が聞こえてくるような感じなんです。本当に、綺麗です。心を打つ、美しさです。ため息が出ます。3Dテレビなんかより、4K画像の方がよぼどリラックスして見ることができますね。とまあ、そんな感じで私はつかの間の4K画像を楽しみました。でも、その4K画像はどうやって制作したのでしょうか。昔々、フルハイビジョン放送がはじまった頃は、そのフルハイビジョン用ビデオカメラがすっごく高価だったと聞きました。だから、4K対応のビデオカメラがどれほど普及しそうなのか、それによってコンテンツが充実するというものですから。まあ、今一般家庭でお持ちのフルHDビデオカメラが、4K対応ビデオカメラに取って代わるのは、もっともっと期間がかかるでしょうけど、子供たちの映像こそ4K対応で綺麗に残したいという欲求は出てくることでしょう。幸い、私のディーちゃんたちは大きく育ちすぎて、もう映像に残すほどかわいくもありませんが、4K画像であの頃の赤ちゃんを撮したら、永遠に心に止まることでしょうね。いや〜、4K画像、大いに期待します。よく、4Kなんてまだまだはやい、と言う人がいますが、それは画像を見ていない人が言ってることです。画像を見れば感動で、たぶん気持ちは変わるでしょう。ただ、いくら4Kになっても、質の悪い番組はアラが見えるだけですね。低俗な番組は、これにより淘汰されることでしょう。テレビが進化すれば、文化レベルも進化しないとね。お馬鹿番組ばかりじゃうんざりしますから。テレビドラマも4Kだとアラが目立つことでしょう。映画並みの制作レベルが必要となるでしょうね。そんなわけで、4Kテレビに期待は高まるばかりです。4Kテレビにふさわしい番組レベルを待っていますよ。