土曜の2時間ドラマ「野良犬」良かったです。

最近のドラマって大雑把なつくりで、いかにも予算を削りながら制作しているって感じで、あんまり貧相な民放のドラマは見る気がしませんでした。でも、土曜日のドラマは、出演者が江口洋介、永瀬正敏、中村獅童、大杉漣で、配役を見てもなにか期待させられる予感がして、ついつい最後まで見ちゃいました。すんごく良かったです。まるで映画のような仕上がりで、人間くささが匂ってくる感じでした。こうして、民放だって力を入れたらできるじゃないですか。で、その「野良犬」の視聴率は14.3％だったそうです。まあ日本テレビの新番組「泣くな、はらちゃん」の12.9％、フジテレビのサイエンスミステリー11.6％をかろうじて抑えましたけれどね。そういえば最近、単発の2時間ドラマが多くなってきましたね。もう西村京太郎もの、山村美沙もの、内田康夫もの、などを手軽にドラマ化したのってうんざりなんですが、「野良犬」は良かったです。これからも、たまには、力の入ったドラマづくりをお願いしますよ。