ご主人様、定年退職しても、家に居着かないでくださいね。

私の相方は、とっくに定年退職を迎えましたが、それ以降もそれまでと変わらず、サラリーマン生活を続けています。たぶんね。私も、その当時は、相方が家に居着いたらどうしょう、困ったなあ、とそればかりを考えていたんですが、今のところ、日々平穏な毎日を過ごしております。まあ、ただそれだけのことなんですが、ご主人の定年退職後に、夫婦間で気まずい思いをする方々が多いというか、少なからずあるようですよ。でも考えてみなさいよ。本来は、亭主元気で留守がいい、一番の理想です。望ましい形なんです。ところが、相方が、定年退職して、毎日家でゴロンゴロンしている姿を想像すると、本当に憂鬱になるんですよ。どうせ、お〜い、お茶、とか。お〜い、新聞、とか。朝昼晩の食事で顔を合わせるなんて、ゾッとしますよね。鬱陶しいですよね。まあ、一日一回くらいの顔合わせははごくろうさまとか、おはようとか、ねぎらうこともできますが、毎度毎度顔をつきあわせていると、うんざりしますから。私の知り合いにも、ご主人が定年退職して家に居着くとわかったら、その途端にフルタイムで働き出した奥様がいらっしゃいます。それによって良好な家庭が維持できているみたいですよ。だから、ご主人様、定年退職しても、夫婦円満で過ごしたいならば、家に居着かないでくださいね。若い人でも、そんなご両親をお持ちならば、協力してあげてください。その年代で、離婚なんて恥ずかしいでしょ。私は東京だからいいですけど、田舎だったらもっと大変です。まあ女性の場合は趣味が多いでしょうから、何とかなるんですけど、男性は結構困りものなんですよ。燃えないオオゴミとは言いませんけどね。それに近いものはあるかなあ。だから、男性は退職しても家に居着かないでください。お願いしますね。新しい仕事を外で探してくださいね。