ボイジャー1号が、太陽から180億キロ地点に。

ボイジャー1号が太陽から180億キロ離れたところを、そこからさらに外へと向かって飛んでいる、というニュースがネットに出ていました。ふ〜ん、180億キロねえ。でも、だいぶ前にも、180億キロ離れた場所にいるというニュースがあったような気がしますが。まあ、それほど遠い、とっても遠い場所を飛んでいるということですね。じゃ〜、どれくらい遠いかって?180億キロです。信号が届くには、17時間かかるそうです。つまり、光で17時間ってことですね。ボイジャー1号は35年前に打ち上げられました。1年間で5億キロ移動しているそうです。これから太陽系外に出て、さらに探査を続けるみたいですけど、そんなに寿命ってもつんですね。ちなみに太陽を回る星、小惑星も含めて、一番遠くを回る星に、近日点で76天文単位、遠日点でなんと1000天文単位セドナという小惑星があるそうです。1天文単位というのは地球と太陽の平均距離で約1.5億キロです。つまり、一番遠いところは1500億キロってわけで、なんと1万2691年かけて太陽を回っているのが小惑星セドナなんですね。だから、ボイジャー1号がもうすぐ太陽系外といったって、それでもセドナの内側を飛んでいるだけなんですね。ところで、太陽系から一番近い恒星は、地球から4.3光年、ケンタウルス座のアルファ星だそうです。その星には、地球と同程度の質量の惑星があるそうですよ。もし、ボイジャー1号がその星を目指して、その惑星なりを探査することができたら凄いですね。で、ボイジャー1号は35年かけて180億キロを飛行しました。この距離、180億キロは光で17時間です。光で1年は、17時間の約500倍。1光年をボイジャー1号が飛ぶには、180億キロの500倍、つまり35年の500倍は、1万7500年。4.3光年は、ざっくり7万5000年後にケンタウルス座のアルファ星の惑星に到達できるかもしれないのですね。あっはは、そんなに先の話はわかりません。それに、7万5000年後に人類は生存しているのでしょうか。今週の日曜日は衆議院選挙です。各党や候補者は、自分たちにとって都合のいいことしか言いませんから。3年先、5年先のことも考えてないでしょう。考えるとしたら、どういう風に消費税をアップしていくか、くらいでしょう。原発反対と言っていますが、石油石炭をエネルギーにすることで、地球の自然が静かに壊れつつあるのでしょう。100年後の地球を考える人なんていませんよね。何万年後かにボイジャー1号が知的生命体に接したとき、地球はとくに自滅しているのかもしれません。どうなるんでしょうね、7万5000年後には。そんなことを考えると、日曜日の衆議院選挙なんて、どうでもよくなっちゃいそうです。だって、立候補者のみなさん、ウソっぽいことばかり言っているもんだから。